これは「タイムラボ Advent Calendar 2025」の7日目の記事です。
タイムラボ Advent Calendar 2025 Advent Calendar 2025
さて、今年もやってきましたアドベントカレンダー企画。
今年もまた空き枠を見つけてサッと登録させてもらうという、場を借りることだけしてすみません。
この記事では、ひとり法人1年目が終わり、遅れながらでも前に進み続けた話をつらつらと書いています。
「いまさら」と思うことでも
今年を振り返ったら、「もう遅いかも」「今さらでしょ〜」と思うことが多かったように思う。
去年は法人設立という個人的ビッグイベントがあり、それなりに新しいことへのチャレンジの年で、今年は安定化のための一年になると思っていたが…
事業の拡大、新規メンバーの募集、別領域のリサーチ、etc…
今年も新しいことへのチャレンジばかりだった。
ただ、何をするにも(特に別領域のリサーチは)「今さら…ねぇ…?」と、一人でやってるいるからこそ、判断も行動も遅れているように感じる時があったかな、、
けど、妙な話、この”今さら”感があったからこそ、じっくり考える時間になり、踏み込み方が丁寧になった気もする。
相変わらず生成AI界隈の進化っぷりに驚く
生業としてシステムコンサルタント業としているけども、実際の仕事はとにかくドキュメント描きが多い。
提案書、設計書まつりで、コード書きはたまーに(基本的に協力会社さんがコーディングする)って感じで、とにかくパワポ・エクセルまつり。
提案書のネタ作りとかコードレビューに生成AIを使うことは今までもやってたけど、今年はドキュメント作成そのものに生成AIパワーを使うことが圧倒的に多くなった一年でした。
昔は精度が甘いとか業務理解が浅いとか修正が面倒ってことで、AIに作ってもらうこと自体が不安だったけど、ゼロから作るよりAIが作った下書きがある方が圧倒的に速いことに気づいた。
論点整理、比較検討、結論に向けた構造…完璧じゃないかも知れないけど、修正前提なら十分過ぎる。
今では「まずAIに投げる」が基本の型になってしまって、、時代に追いついたのはAIじゃなくて、自分の考え方の方でした。

というわけで、今年使ってみてもう最高じゃんと思った、個人的に特に頼りになったAIサービスを勝手に紹介。
3位:ChatGPT
ベッタベタですが、やっぱChatGPTがなんだかんだ安定している気がする。5になって微妙という人もいるみたいだけど、個人的にはまったくわからんかった。
主に提案書の骨子作りや壁打ちに使ってるのと、簡単な調べ物とか、とにかく気軽に最初に話しかけるAIがChatGPTって感じで使ってます。
なんで最初に話しかけるかっていうと、デスクトップアプリがあってショートカットで画面切り替えずにすぐ起動できるってのが大きいかも。UX大事。
2位:Manus
いや〜Manusは衝撃でしたな…たぶんぜんぜん使いこなしてはないんだろうけど、最初に触ったときはこれがAIエージェントかって浅はかに感動した記憶が。
簡単なWEBアプリ作成とか、調査資料をサクッと作るとか、とにかくバックグラウンドでお任せしとけばそれなりのアウトプットが出るっていう衝撃。
1.5になってガチなWEBアプリも作れるようになってるし、もうこれで良いんじゃない感がすごい。
1位:PLAUD
本気で仕事の効率が一番変わったのはこれ。
「議事録サービス」って昔からあるけど、まぁ日本語の会議は誤字が多かったり、誰が何言ってるかわからん、けっきょく録音聞いて人が補完する…って感じだったけど、もうこいつはすげーや(←語彙力)
会議後のToDoまとめや、地味にストレスだった「前の会議内容を思い出す」行動も大幅に改善されて、もう打ち合わせるときはこいつがなきゃ嫌だってレベル。
たぶん他の生成AIでもできるんだろうけど、ボイスレコーダーでワンストップな使い勝手が最高。UX大事。
その他:
- Gemini
Google Workspace使ってる関係(あと個人スマホがPixel)でGeminiもPro版が使えるので、DeepResearchで活用。なんか比較検討させたいときとか、すごく便利。
- NotebookLM
あるソリューションのマニュアルとか、既存システムの設計書とか読み込ませて、高度なヘルプアシスタントとして利用。めっちゃ便利。
- Mermaid
フローチャート描けるようになったんだ…っていう衝撃。独特なMermaid構文もChatGPTに作ってもらえば学習ゼロで使えるっていう、もうそういう時代なんだな、と思わせてくれた一品。
- Copilot
せっかくCopilot+PC使ってるからって理由で使おうとしたけど、今のところまったく使いこなせていない…。Officeドキュメントと親和性は高いんだろうけど、イマイチぱっとせず、、誰か使い方教えてください。
ひとり法人の武器は「深さ」
今年は無事に法人一期目を締めることができ、おかげさまでいろんな企業と組む話も増えてきました。
営業をして、案件を提案して、新しい領域を検討して…ただ、全部「すぐ成果になる」話ではなかった。
ひとり法人なのですぐ成果にならない=死活問題なので焦ったけど、人に呼ばれるようになったのは速く走ったからではなく、丁寧に深く価値を積み重ねていったからだと思っている。
それで種をまいて収穫期がやってきて…ありがたいことに今年は人手不足に悩まされるようになった。
ひとり法人の武器は「気軽に動ける」ってことだけど、スピーディーにクイックに対応しつつ、実際お金になるにはやっぱ信頼とか実績が大事ってことを確信した一年でした。
クイックに動く、でも“相談される側”になるには時間が必要、そのためには単に急ぐだけでなく、再現できる思考を鍛えて価値を深めていくほうが、仕事は長く続きそう、かも。
そして、このアドベントカレンダー主催でもあるタイムラボのLynxは、そんな私の仕事を支えてくれる重要なパートナーなわけです。

Lynxは複数のカレンダーを同期できる個人的に唯一無二なWEBサービス。表示じゃなくて同期ってところがミソで、あるカレンダーに予定登録したら他のカレンダーにも「他で予定あり」みたいに自動登録できちゃうすばらしいサービス。
複数案件をかかえるフリーランスの人、プライベートと仕事を別カレンダーにしたいけど二重管理はしたくない人、新しいサービス好きの人、そんな人たちにすごくおすすめです。基本無料なんで使ってみて。
ちなみに他のSaaSよろしく、このLynxも日々アップデートが繰り返されていて、どんどんUIが洗礼されていくのはすごいと思う。
そんなLynxを作った人たちが新しいネイティブカレンダーアプリを作っているらしい。ウェイティングリストに登録しますよね、そりゃ。楽しみすぎる。
遅いと感じたら、それはもう始まってる証拠
AI活用も、法人経営も、事業づくりも、人との関係づくりも。「遅れた」と思ってからが本当のスタート。
すぐにプロにならなくても、成果がでなくても、今から始めておけば意味がないなんてことは絶対にない。

むしろ、遅いと感じるくらいでちょうどよくって、過去と比べて遅いと思っているだけで、ほとんどの場合は実は遅すぎるなんてことはない。
壁にぶち当たった=壁にぶち当たるまでたどり着いたって気持ちが大事かも。。
ってことですよね、きっと。。そういう考え方でやっていきましょ。
来年もチャレンジな一年になりますように
世の中のスピードに振り回されても、価値は深さで決まる。
トレンドに乗り遅れても、今から始めれてば武器になる。
一歩遅れで走り出したとしても、走り続ければいずれ価値になる。
2026年はどんな一年になるかわからんけど、また新しいガジェットやサービスでワクワクさせてもらえるはず。
うちとしては二期目を締めて、勝負(?)の三期目に突入する年…まぁやってることは変わらんだろうけど、それでもチャレンジなことは多々あるはず。
来年も、こんな感じでやっていきましょう〜㊗️
最後に…似たような考えの人、来年どこかで一緒に仕事しましょう! → 募集ページ
おまけ
2025年と言えば大阪万博でしたね〜
このもっちりミャクミャクは後ろ姿がかわいくて買っちゃった…


来年もすてきな一年になりますように!